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軟式と硬式の得点は、数字の呼び方だけでなく、試合の勝者を決める単位が異なります。軟式の「7ゲームマッチ」と、硬式の「1セット」は同じ意味ではありません。

この記事では通常の方式を入口に、ポイント、ゲーム、セット、マッチの関係を整理します。短縮方式もあるので、実際の試合では大会要項に書かれた方式を優先して確認してください。

まずポイントとゲームを分ける

1回のラリーなどで決まる得点がポイントで、複数のポイントでゲームの勝敗を決めます。通常のゲームでは、両競技とも4ポイントを先に取るのが基本ですが、同点になった後の扱いや短縮方式にも注意が必要です。

獲得ポイント数ソフトテニスの数え方硬式の通常ゲーム
00ラブ(0)
11フィフティーン(15)
22サーティー(30)
33フォーティー(40)
3ポイントずつデュースデュース

硬式の40は「40ポイント取った」という意味ではありません。3ポイント取った状態の呼び方です。タイブレークでは1、2、3と通常の数字で数えるため、硬式でもすべての場面で15、30、40を使うわけではありません。

基本の得点方式は日本ソフトテニス連盟「ルールとマッチの進め方」とITF「2026 Rules of Tennis」第5〜7条・付録VIを参照しています。軟式の資料は入門用の公開資料であり、現行規則全体の代わりではありません。

軟式の7ゲームマッチは4ゲーム先取

7ゲームマッチなら4ゲーム、5ゲームマッチなら3ゲームを取ると試合に勝ちます。「7ゲームマッチ」は7ゲーム先取という意味ではありません。

7ゲームマッチでゲームカウントが3対3になると、最後のファイナルゲームに入ります。通常ゲームとは違い、基本は7ポイント先取で、6対6なら2ポイント差をつけます。試合形式が変わると最終ゲームに入る条件も変わるため、先取ゲーム数と合わせて確認しましょう。

例えば、7ゲームマッチで3対2なら、リードしているペアはあと1ゲームで勝利です。一方、追うペアが次を取れば3対3となり、ファイナルゲームへ進みます。ポイントカウントとゲームカウントを別々に記録すると混乱しにくくなります。

硬式はゲームを集めてセットを取る

硬式の通常のセットは6ゲームを取り、相手に2ゲーム以上の差をつけるのが基本です。6対6になったときにタイブレークを使う方式と、ゲーム差がつくまで続ける方式などがあります。

さらに、何セット取ればマッチに勝つかを決めます。3セットマッチなら2セット先取、5セットマッチなら3セット先取です。ただし、身近な大会がすべてこの方式とは限りません。1セットのみ、短いセット、マッチタイブレークなどもあります。

「硬式は6ゲーム先取」とだけ覚えると、6対5で終わる方式と、そこから続く方式を混同します。要項の「先取」「タイブレークセット」などの表記を最後まで読みましょう。

ファイナルゲームとタイブレークは順番も違う

どちらも競った場面の決着に使われますが、同じ名前の別表現ではありません。サーブを担当する順序やコートを替わるタイミングも違うので、得点だけを読み替えて進めることはできません。

硬式の通常の7ポイントタイブレークは、最初の選手が1ポイント、その後は2ポイントずつサーブします。ソフトテニスのファイナルゲームの進め方を、そのまま硬式に持ち込まないようにしてください。

試合前は終了条件を短く確認する

  • 何ゲーム・何セットを取ると勝ちか。
  • デュースを続けるか、ノーアドなどの短縮方式か。
  • 同点になった場合は何を行い、何ポイントで終わるか。
  • 決着用のゲームでサーブ順とチェンジサイズはどうなるか。

ノーアドは、デュース後に決着の1ポイントを行う方式です。通常のデュースと同じ進め方をしないので、レシーブ側の選択も含めて大会の指定を確認します。観戦でも、最初に方式が分かるとスコアの意味を追いやすくなります。

よくある疑問

軟式のファイナルゲームは必ず7対6で終わりますか。 基本の方式では6対6から2ポイント差が必要です。7ポイントを取っただけでは終わらない場合があります。

硬式の1セットは必ず6ゲームで終わりますか。 相手のゲーム数と採用方式によります。6という数字だけで終了を判断しないでください。

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参照資料

資料確認日:2026年10月25日。ルールは大会要項と現行規則、製品は使用する型番の最新仕様を確認してください。